「やりたがらない」というのも、こどもの個性の一つの表現

昨年開催した『オヤトコ診断プロジェクト2020 オンラインセミナー』から、

新しい生活様式での子育てやその支援に役立つお話をピックアップしてご紹介してまいります。

 

今回は、お子さまの学びや遊び、多くの役割をご家庭、とりわけお母さま方が負うことになった今、

「ちゃんとやらなきゃ」と“いっぱい いっぱい”になってしまっているお母さまたち

沢井佳子先生からのメッセージをご紹介します。

 

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沢井先生:昨年の3月以降、保育園や幼稚園に通うことが難しくなる時期があったり、

自宅で過ごす時間も増えました。

 

オンライン上の教材や教具などの活用も活発になったものの、「ママこれを見て」「一緒にやろう」と言われ、

結局はお母さまたちが関わらないと成立しない。

 

食事や身の回りのお世話のほかに、こうした「先生」業務も加わることでのお母さま方の重荷は、

想像に難くありませんね。

 

一方で発想を転換すると、保育園や幼稚園の先生方が園でお子さんをご覧になっているのと同じ状態を見られる、

またとない機会でもあると言えます。

 

時間のやりくりなど大変であることは確かですが、お子さんが何を面白がっているのか、熱中していることは何か、

ということを発見できる観察のチャンスであるとも思うのです。

 

そして、これはやりたがるけれど、これはやりがたらない、という気づきもあるでしょう。

 

「嫌い、苦手のようで困ったな」といったことも、お子さまの発達の上ではとても重要な情報。

 

やりたがらないということは、決してマイナスではありません。

 

「それも個性の一つの表現」と捉えることが大切なのです。

 

そして、お子さまと養育者の方々がチームになって、「これをやりたがっているから、それに付き合って一緒にやってみよう」

という気持ちで取り組まれると、またお子さまを見る目も違ってくると思うのです。

 

「こどもが完璧になんでもできるようにするためには、何を補わないといけないか、どこが足りないか」ではなく、

「この分野が突出している、こんなことを特に面白がるようだ」というように、『面白いこと』にフォーカスを当てて、

ご家庭がチーム一丸となってやってみる。

 

そこに、「そのご家庭らしさ」、そして「その子らしさ」、というものが輝いていくのではないかと思います。

 

 

☆オヤトコ診断プロジェクト2020スペシャルセミナーは、

株式会社ベネッセコーポレーション<こどもちゃれんじ>様に

ご協賛いただきました。

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でも、そういった目に見える力以上に<こどもちゃれんじ>が大切にしているのは、

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