オンライン学習のメリットと可能性

先日、「こども成育インストラクター《食専科》」第8期の

全課程が修了しました。

 

今回は、講義はもとより、プレゼンテーション、そして試験まで

すべてZoomミーティングシステム(一部YouTubeライブ)を利用した

オンラインのライブ受講での実施となりました。

 

新型コロナウイルスの緊急事態宣言とちょうど時期が重なったことも

一因ではありますが、本講座はもともと地方からの受講希望が

大変多いこともあり、オンライン化の準備を進めていたところでもありました。

 

また、8期からはWEBでの学習サポートシステムも導入。

講義動画を復習のために再視聴するだけでなく、

講義の内容の理解度を「力試しクイズ」等で試しながら、

学習の進捗や理解度を自分で確認していただけるように工夫しました。

 

こうした数々の初の試みに、開講前は様々な不安もありましたが、幸いにも、

もっとも心配された通信状況に大きな混乱もなく、受講生の皆さまには

会場受講と同様の満足感、充実感を得ていただけたという実感があります。

 

もちろん、会場受講ならではの、講師や学友とのふれあいや

休憩時間などでのちょっとした情報交換などは、オンラインでは

難しい側面がありました。

 

しかしながら、ご自宅、もしくはご自宅周辺の心落ち着く場所で、

リラックスして受講できること、また移動時間の削減ができるといったことは、

オンラインならではの大きなメリットとして、受講生の皆さまも

感じられたようです。

 

さらに、1日8時間近くとなる受講時間、そして密度の大変濃い学びは、

講師の講義スタイルにもよりますが、オンラインで画面と音声に

集中したほうが頭に入りやすいということもあるというのは、

事務局にとっても大きな発見でした。

 

今後、オンラインでの学びの機会はますます需要が高まることが予想されます。

 

日本こども成育協会としても、そうした需要を鑑みながら、

それぞれの方のニーズに寄り添える様々な学びの機会をご提供したいと

考えております。

 

会場受講、オンラインでのライブ受講のほかに、より時間的な制約のない

「通信講座」でのご提供も準備中です。

 

それぞれの受講スタイルの長所を最大限に活かしながら、

受講生の方それぞれの目的に適うものとなるよう、

今後もブラッシュアップしてまいりたいと思います。

 

☆9月17日開講「こども成育インストラクター《食専科》」第9期

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