子育てに想像力を活用してイライラを防ぐ

昨年開催した『オヤトコ診断プロジェクト2020 オンラインセミナー』から、

新しい生活様式での子育てやその支援に役立つお話をピックアップしてご紹介する連載。

 

最終回は、5歳児のお子さんを持つお母さまからのお悩みへのアドバイスをご紹介します。

 

「ダメ」と注意したことをわざと余計にやるお子さまに対して

時には、声を荒げるぐらいに叱ることも必要でしょうかというご質問がありました。

 

ステイホームの時間が長い今、こうしたお悩みは余計に増えているかもしれません。

 

それに対して、沢井先生がとてもユニークな解決方法をご紹介くださいました。

 

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沢井先生:ご相談いただいたお子さんは5歳ということなので

かなり確信犯というか、2歳児ごろの「イヤイヤ」とは異なり、

わざとやっているとも考えられます。

 

わが家も男の子で、いろいろないたずらをする時期がありました。

 

大人でも「悪」や「不良的」なおこないが、魅力的に見えることがあるように

このくらいのこどもたちも、反抗することが面白く感じられるのだと思います。

 

これからお話する方法は、私自身の子育てでもやってみたことなのですが

「物語」のなかで、「悪」を面白がってみるのはいかがでしょうか。

 

私はよく「ミミタンとブブタン」というお話を作り、話して聞かせました。

 

ミミタンは素直でお行儀がよいキャラクターで、ブブタンはいたずらや悪さを

堂々とする子という設定でした。

 

たとえば、こどもと新幹線に乗るときに、同じようにミミタンとブブタンが

新幹線に乗るお話をするのです。

 

ミミタンはお行儀よくお母さんとも小声でお話をしながら座っているという

親が「こうしてほしいということ」を含んで話します。

 

一方で、ブブタンは車内をワーッと言いながら全速力で走りまわっています。

 

乗客のおじさんの頭を叩いたりして怒られても平気で走っていく、といったお話です。

 

こどもはブブタンの行動を笑いながら聴いていますし、人気があるのは

もちろんミミタンではなくブブタンです。

 

こうした物語を車中でしながら過ごしていると、こどもは話を聴いて笑っていながら

おとなしく座っているものです。

 

人間とは想像の生き物です。

 

想像のなかで疑似体験をすることで、それで満足して実際には悪さをしなくなる。

 

うちの子も電車の中ではちょろちょろと歩き回るこどもでしたが、

物語のなかで想像力を使ったことでおとなしく座っているようになりました。

 

3歳を超えれば、こうした方法もぜひ試してみてほしいと思います。

 

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5回にわたる連載を編集しながら感じたことは、今のような不自由なときであっても

少し視点を変えることで、気持ちが楽になったり、楽しみながらこどもたちの成長を

見守れる方法が見つかるということでした。

 

これからも、日本こども成育協会ではこうした情報発信を続けてまいりたいと思います。

 

☆オヤトコ診断プロジェクト2020スペシャルセミナーは、

株式会社ベネッセコーポレーション<こどもちゃれんじ>様に

ご協賛いただきました。

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