こうして本ができました―『6歳までの子育て大全』出版秘話

こんにちは! 日本こども成育協会の「中の人」です。

 

いよいよ今週末9月5日に、日本こども成育協会理事であり、

こどもの認知発達の専門家・沢井佳子先生編著の『6歳までの子育て大全』が

アチーブメント出版株式会社より出版されます!

 

「中の人」も企画段階から関わってきましたので

『6歳までの子育て大全』ができるまでのプロセスを少しご紹介したいと思います。

 

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こども成育インストラクターを取得された方のご紹介で、アチーブメント出版の

編集者の方とはじめてお目にかかったのが2020年の秋。

 

「こどもの食や育児に関する本を作りたい」というご意向に、「待ってました!」と

理事の大塚と喜んだことを覚えています。

 

それから着実に出版に向けて、企画が具現化されていきました。

 

経験談からの育児指南書ではなく、アカデミックな根拠に基づいていること、

さらに、実際の育児の現場で奮闘するお母さまやお父さまの気持ちに寄り添える本を

つくりたいという志は、企画を立ち上げた当初から一貫させたことです。

 

そして最終的に、編集者の方が子育て中のお母さま方の声に丁寧に耳を傾け、

拾い集めた「お悩み」に対して、沢井先生をはじめとする専門家の先生方が

一つひとつ丁寧に「回答」をしていくというQ&A式の仕立てとなりました。

 

 

「沢井佳子編著」とあるように、この本には各ジャンルのたくさんの専門家の方々が

ご参加くださいました。

 

予防・ホームケアの章では、「お口の健康」の観点から竹内泰子先生、

「こどもの健康」の観点から鳥居央子先生にご協力いただきました。

 

また、400ページを超えるような「大全」を短期間で出版まで運ぶことができたのは

編集協力としてご尽力くださったライターの皆さまのお力添えあればこそでした。

 

教育メディアや教材でご活躍をされ、沢井先生とも信頼関係のある皆さんで

先鋭のライターチームを組み、取材や確認の打ち合わせを何度も積み重ねながら

つくり上げていきました。

 

そして、沢井先生が原稿の細部まで誠実に目を通され、さらに明確な意図が

読者に伝わるようにと、修正を加えられました。

 

終盤には、沢井先生がアチーブメント出版さんの会議室に缶詰め状態で

原稿を仕上げていただいたというエピソードも!

 

そして、「中の人」は監修協力の特権を行使して、読者第一号に

なることができたのが自慢です(笑)

 

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そんな裏話はさておき、企画の立ち上げから約1年、当初の想像をはるかに超えた

どっしりと重みのある書籍として世に送り出すことができました。

 

『6歳までの子育て大全』は、現役の子育て世代、子育てを近くでサポートする

祖父母の方々にご活用いただけると共に、日本こども成育協会が掲げる

 

「こども育むすべての人に、愛と論理を。」

 

を体現した一冊となったと自負しています。

 

ぜひお手にとって、人の発達の面白さ、奥深さを感じてください。

 

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