来年度の食育の重点項目は? ―食育の視点を考えるヒントとなる食育ピクトグラム 後編−

こんにちは。「こども成育インストラクター〈食専科〉」講座ディレクターの

 

隅弘子です。

 

 

前回は「食育促進のための食育ピクトグラム 12テーマと食育マーク」に

ついてお話しました。

前回の記事はこちら:

来年度の食育の重点項目は? ―食育の視点を考えるヒントとなる食育ピクトグラム 前編−

 

今回は、12のテーマを具体的にご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この食育マークは、食育の普及啓発の用途で使用することができます。

 

また、12のテーマを農林水産省のサイトから抜粋してご紹介します。

 

 

1 みんなで楽しく食べよう

家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事は、心も体も元気にします。

 

2 朝ご飯を食べよう

朝食の摂取は、健康的な生活習慣につながります。

 

3 バランスよく食べよう

主食・主菜・副菜の組み合わせた食事で、バランスの良い食生活になります。

 

4 太りすぎない やせすぎない

適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防します。

 

5 よくかんで食べよう

よくかんで食べることにより歯の発達・維持、食べ物による窒息を防ぎます。

 

6 手を洗おう

食品の安全性等についての基礎的な知識をもち、自ら判断し行動する力を養います。

 

7 災害にそなえよう

いつ起こるかも知れない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。

 

8 食べ残しをなくそう

SDGs(注)の目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した

農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりします。

(注)SDGs(平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」における持続可能な開発目標)

 

9 産地を応援しよう

地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することは、食を支える

農林水産業や地域経済の活性化、環境負荷の低減につながります。

 

10 食・農の体験をしよう

農林漁業を体験して、食や農林水産業への理解を深めます。

 

11 和食文化を伝えよう

地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の世代への継承を図ります。

 

12 食育を推進しよう

生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、

食育の取組を応援します。

 

 

掲げているテーマは従来の食育のテーマが中心ですが、ピクトグラムを活用すれば

 

・今どのテーマに沿って行っていることなのか

 

・地域ならでは、園ならではの特徴など、現在の指導計画を

より可視化して見直す

 

といったことができます。

 

また、このピクトグラムをラベルシールのような形で活用すれば

子どもたちにも保育の中で意識する機会が増えるのではないかと

アイデアもさらに広がりそうです。

 

「食べる」ことがありがたく、元気を生み出す源であること、そして楽しい場で

あることなどがピクトグラムを通じて感じられると思います。

 

ぜひ、食に関する学びの土台としてもご覧ください。

 

このピクトグラムの発展というのは、1964年の東京オリンピックが

大きく貢献しているそうです。

 

ジャパンメイドの食育も、このピクトグラムと共に広がっていくことが楽しみです。

 

 

引用及び参考リンク先:

食育ピクトグラム及び食育マークのご案内

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/pictgram/index.html

 

 

 

隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士

【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。

都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。

子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。

詳しいプロフィールはこちら