コロナ後の世界で育つ子どもたち理想的な成育環境を考え、創出する

日本こども成育協会では、協会理事であり子どもの認知発達の専門家である沢井佳子先生監修のもと、

多角的に子どもの成育環境を考える多種多様なコンテンツを開発・提供してきました。

 

現在、通信講座として展開している『こども成育〈食専科〉講座』は、「発達心理学・口腔医学・健康食育・保健学」の

4つの専門分野を学びながら、「食べること」を通して、子どもの育ちを観察・理解する知識、スキルを身につける講座です。

 

2017年の開講以来、管理栄養士、栄養士、保育士、幼稚園教諭、食品メーカー、子育て支援関係の起業家など

こどもを対象とした分野でご活躍中の方々、歯科衛生士、歯科助手、医院スタッフなど、専門職の皆さまが受講され、

学んだ知識やスキルをその職域で活かされています。

 

昨年9月に上梓した『6歳までの子育て大全』は、子育てでよくある悩みや困りごとについて回答するとともに、

発達心理学の視点から「こどもの認知発達(考える力)」の順序がわかれば、あらゆる能力を伸ばす足がかりが

つかめるというヒントを広くお伝えしてまいりました。

 

また、昨今では複数の企業さまからファミリーサポート事業の監修業務のご依頼もいただくようになりました。

 

関連ニュース:

・こどもの発達支援の専門家・沢井佳子先生が 2022年1月から販売される

日本マクドナルド株式会社 ハッピーセット(R) のおもちゃを監修

https://www.kodomoseiiku.jp/news/220201-2/

 

・2月1日(火)より、当協会理事 沢井佳子先生が監修協力をした ベジ・キッズ『考える力』プログラム

「五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット」がカゴメ株式会社より 発売開始!

https://www.kodomoseiiku.jp/news/220201-2/

 

 

こうした活動を展開しながら、沢井先生とディスカッションを重ねてきたのが、

今回発足する『こども成育デザインプロジェクト』です。

 

「成育」と言う言葉は、「成長すること・育つこと」という意味です。

 

子どもは自ら「育つ」のですが、一方で子どもの育ちを取り巻く環境については、

様々な要因が甚大な影響を与えていることも否めません。

 

その一つが予想以上に長く続いている『コロナ禍』です。

 

様々な規制や制限を強いらざるを得ない状況が、子どもたちの育ちに今後どのような

影響を及ぼすことになるのでしょうか。

 

こうした課題に向き合い、「これからの子どもの成育環境はどうあるべきか?」という命題について、

官学民の知見を集め、子どもの未来のために、よりよい環境を創出することが、

私たち日本こども成育協会の次なるステージだという考えに至りました。

 

 

今回、『こども成育デザインプロジェクト』発足を記念した第1回目となる

フォーラム『こども成育デザインフォーラム・2022』を3月5日(土)にオンライン開催いたします。

 

シンポジウムでは、メディアや映像制作のトップランナーである3名のゲストをお招きし、

沢井先生がモデレーターを務めながら、『映像とバーチャルリアリティは子どもの想像力に何をもたらすか?』

をテーマに、ディスカッションをいたします。

 

■大西 隼 氏:テレビ番組・映画プロデューサー、テレビマンユニオン取締役

■熊坂 出 氏:映画監督

■水野 拓宏 氏:VRコンテンツプロデューサー、株式会社アルファコード代表取締役

 

またトークセッションでは、『それって“成育デザイン”?―サービスや製品に「成育デザイン」が宿ると

社会基盤になる-』というテーマで、沢井先生が監修をしている2つのプロジェクトのご担当者をお招きし、

お話を伺ってまいります。

 

■日本マクドナルド株式会社

「成育デザインの視点から考えるハッピーセットのおもちゃ開発」

■カゴメ株式会社

「野菜を好きになる保育園ベジ・キッズ ― 野菜栽培が保育にもたらす新しい可能性」

 

登壇者の方々との事前打ち合わせの中でも既に、子どもの成育環境の『今』と『これから』を見通すうえで

考えるべき数々のキーワードが飛び交っております。

 

ぜひ当日は、皆さまと共に考えてまいりたいと思います。

 

■フォーラム『こども成育デザインフォーラム・2022』概要・参加申し込み

https://kodomoseiikudesign01.peatix.com/

 

■ニュースリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000042797.html