いつもブログを読んでくださっている皆さんこんにちは。
歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。
昨年 11 月よりスタートした日本橋こそだてカレッジ。
1月15日には「〈出産準備編〉助産師さんがお産を解説!」が開催されました。
講師は、第一回目にご登壇された助産師の難波直子さんです。
そして、第一回にご参加くださったプレママ・プレパパも、また参加くださいました。
今回の講座では、なお先生が出産時の流れについて、そして陣痛が始まってから
出産まで刻々と変化していく妊婦さんの体や心、さらにはそうした時にパパはどうしたら良いのか?!
を徹底的に解説してくれました。
出産について先輩のママやパパに伺うと、妊婦学級などで出産準備について話を聞く
機会はあるものの、いざ本番となったら
『思ってたのと違った』
『陣痛が想像以上に痛かった』
『立ち合い出産にしたけれどパパが何もしてくれなかった(できなかった)』
など、想像を超えたハプニングを経験するようです。
そして、「こうしておけばよかった」と後悔することも少なからずあるというお話をよく聞きます。
そこで、なお先生のセミナーでは、“我が家の陣痛攻略法”で出産を具体的に解説。
臨場感を感じられる内容でした。
お産の時にママの体で何が起きているのか?
陣痛はなぜ起こるのか?
どのくらいのペースで進むのか?
などを前もって理解し、心構えや身の回りの準備ができていれば
ママパパの安心感もぐっと高まるのではないでしょうか。
二人で一緒に出産時のイメージトレーニングをしておくことや
陣痛が始まり、痛みで辛いときにパパにお願いしておきたいことを事前に伝え
パパの役割がはっきりしていると心強く、いざというときにママがお産に集中できます。
ママパパ赤ちゃん全員にとって良いことばかりです。
そして、今回特に印象深かったのはやはり「陣痛」についてでした。
陣痛と聞くと、今まで経験したことのない痛みに長時間耐えなければいけない辛いもの
というイメージを抱いていました。
けれど、陣痛とは「赤ちゃんがもうそろそろでてきますよ」という合図であると共に、
赤ちゃんとママそれぞれの体が出産体勢に入った証なのです。
陣痛が順調に進むことでお産も順調に進みます。
怖がり過ぎず、陣痛の初期段階では適度に体を動かしたり食事を摂ったりしておくことも
大事だということを知ることがでました。
なお先生が、前駆陣痛から赤ちゃんが出てくるまでをライブ感たっぷりで説明してくださったことで
出産経験のない私やプレパパでも陣痛についてイメージがとてもしやすかったです。
また、実際にどんなことに気を付ければよいのか、なにを準備すればよいのか、
ママにはどんな不安や苦痛があるのか、パパがどんなことをしてあげればママが出産に
集中することができるのかを具体的に考えることができました。
私たちは体験したことがないこと・知らないことに恐怖や危機感を抱きます。
妊娠・出産はまさにそうだと思いますが、なお先生のお話を聞いて
「なんだか私、出産怖くないかも?」と自信と希望が湧くような感覚を覚えました。
また、コロナ禍で立ち合い出産も叶わない昨今だからこそ、ママの不安を最小限に
することにも繋がるのではないでしょうか。
赤ちゃんをお迎えする日が近づいているママパパだけではなく
これから妊娠を経験する方や身近でサポートされる皆さんにも聞いていただきたい内容でした。
そして私も、今後のこども成育インストラクターの活動で活かしていきたいと感じました。

宗田 香織
1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。
2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・
インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。
2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。
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