Q:【7~8ヶ月ごろ】こどものおやつは、できる限り砂糖を使わない甘味のおやつで満足してほしい。(7ヶ月・女の子のママ)

A:応援アドバイス:隅 弘子(すみ ひろこ)先生

子どもの味蕾(みらい)の数は、大人に比べると多く存在します。

小さいころに、砂糖などの強い味覚を過剰に与えないことは、味覚の発達の上でも大切です。

食事で、お野菜や穀物の甘味を上手に活かせたら素晴らしいですね。

こどものおやつの基本的な目的は、エネルギー補給と食事で摂りきれない栄養素の補填です。

ですから、おにぎりやおいものようなエネルギーを主とするものでも、おやつとして立派なメニューです。

たくさんもぐもぐして、甘味を引き出す食べ方をしてみましょう。

大人よりも数の多い味蕾がたくさん甘味を感じるようになります。

またおやつは、大好きなひととコミュニケーションができる楽しい時間です。

旬の食材を意識したり、ひな祭りや端午の節句など季節の行事を取り入れたりと工夫をしてみてくださいね。

 

隅弘子先生

こども成育インストラクター<食専科>講師
一般社団法人母子栄養協会 学童食アドバイザー認定講師
ミキハウス×ベビーカレンダープレママ・プレパパセミナー離乳食担当講師
東京都中央区・神奈川県大和市にて「『3色食品群を味方にする』講座」企画共同開催開催
都内子育て支援施設内での食事相談及び離乳食講座担当
親子カフェにて子育て中のママ対象に食スクール、幼児食講座開講中
育児支援サイトmamari(https://mamari.jp)コラム協力
「大戸屋」食育セミナー講師
食に関する養成講座の講師担当
(実績:健康食育マスター、ブレインフード、機能性食品講座、味覚カウンセラー)

自らの出産を機に「mamaful」を立ち上げフリーランスとして活動開始。
「ママが元氣でいることがこどもの元氣の素」として食をキーワードに日々の「不安・不満」の「フ」をとる思考を伝えている。