

いま、子どもから青年、親世代から高齢者に至るまでの多世代が、
一人ひとりの 「こども」 に寄り添い、子どもの本質を見つめ「こどもを学ぶ社会」が求められています。
日本こども成育協会は、次代を担う子ども(0 歳~ 10 歳ごろ)の成長と発達を理解し、子ども一人ひとりが、自立した個人としてひとしく健やかに育つことができるよう、
最適な成育環境(人間・空間・時間・情報システム)の構築を目指します。
子どもの成育環境にあるモノやコトを創り出すことを「こども成育デザイン」と呼んでいます。
「育つ子ども」と「育てる大人」の幸福に配慮した「こども成育デザイン」が、
あらゆる産業やコミュニティにおいて、実現するように本協会は、発達心理学および子どもの成育に関する
諸科学の知見に基づいて製品やサービスの開発、人材育成の支援を行います。
現在、本協会では以下の「 3 つの視点」から子どもを学び、成育環境を構築する事業を行っています。

※こちらのイベントは多くの親子の方にご参加いただき無事終了しました
夏休み時期に「多摩川から繋ぐ未来バトン」と題し、
工作を通じて二子玉川にゆかりのある
多摩川のつながりを体験するイベントが開催されます。
8月1日(土)・2日(日)の2日間、南館6Fのホワイトモールにて、
様々な廃材を活用して多摩川を表現するアート作品をみんなで作ります。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.takashimaya.co.jp/tamagawa/sc/event/?id=6972


このイベントは
玉川髙島屋主催
日本こども成育協会プロデュース
asマテリアル株式会社企画運営にて
開催します。

※こちらのイベントは多くの親子の方にご参加いただき無事終了しました
夏休み時期に「多摩川から繋ぐ未来バトン」と題し、
工作を通じて二子玉川にゆかりのある
多摩川のつながりを体験するイベントが開催されます。
8月1日(土)・2日(日)の2日間、南館6Fのホワイトモールにて、
様々な廃材を活用して多摩川を表現するアート作品をみんなで作ります。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.takashimaya.co.jp/tamagawa/sc/event/?id=6972


このイベントは
玉川髙島屋主催
日本こども成育協会プロデュース
asマテリアル株式会社企画運営にて
開催します。

こちらの講演のLIVE配信は終了しました。
アーカイブ配信をご希望の方はこちらからお申し込みください。
https://ecoamanabi260705a.peatix.com
ーーーーー
7月5日(日)10時30分~13時
Early Childhood Oral Academy特別公開講座
ーーーーー
“唾液研究” の第一人者が語る
子どもの「唾液」と全身の健康のメカニズム
ーーーーー
「お子さんの唇はあれていませんか?」
「よだれが沢山出てきたら離乳食のタイミングかも」
「食事の時に飲み物で食べ物を流し込んでいませんか?」
ーーーーー
「唾液」をきっかけにお子さんの口腔の観察ポイントを伝えると
おうちの方も子どもの口腔機能に焦点を当てやすくなります。
今回は5歳児の唾液量採取および唾液の研究で
イグ・ノーベル賞化学賞(2019)を受賞された
小児歯科学・渡部茂先生に
歯科で「唾液」に焦点を当てる意義を
講演いただきます。
渡部先生は、弊協会が賛助会員である(一社)日本子ども学会の理事であり
小児歯科学のご研究で長年成果を上げていらっしゃいます。
また、歯科領域から子どもの虐待防止に取り組む活動や
唾液の研究など各方面に成果を上げていらっしゃる研究者です。
特に「5歳児の唾液量測定」が評価され
2019年イグ・ノーベル賞化学賞を受賞されたことは
メディアでも取り上げられていました。
今回は唾液と子どもの全身の健康について子どもの成育環境で活動されている
専門家(主に歯科医療従事者)に向けてお話しいただきます。
特別講座の後半は
弊協会理事の沢井佳子(発達心理学)と渡部先生との
クロストークでご参加者の質疑に応える時間も設けています。
この機会に、「唾液」を通した健康教育と
育児に口腔育成を取り入れるアプローチを一緒に考えていただけましたら幸いです。
お申し込みのすべての方にアーカイブ配信します。
日程の合わない方にも安心してお申込みいただけます。
―――――
■7月5日(日)当日のタイムライン
<オンライン開催>
10時25分 ZOOMオープン
10時30分 スタート
ごあいさつ
10時40分 渡部茂先生講演(60分)
「子育ての構え -口腔の健康と唾液-」
11時40分 Q&Aセッション(40分)
渡部茂先生・沢井佳子先生・クロストーク
12時20分 クリニックへの落とし込み(30分)
ママとあかちゃんを集める3つのポイント
日本こども成育協会 大塚千夏子
12時50分 アンケート回答
あいさつ:渡部先生・沢井先生
13時00分 終了(終了時間は目安です)
―――――
ご案内リーフレットはこちらからダウンロードできます
https://kodomoseiiku.jp/wordpress/wp-content/uploads/2026/06/033a7b2910200c646fab12d344a4b75b.pdf

日本こども成育協会のメディアパートナー「パパしるべ」さんが
制作協力しているYoutube番組が公開されました。
確かに、子育てスタートのタイミングが
40代、50代という家族も増えてきたからこその視点です。
(以下プレスリリースより引用)
ホリプロ所属
3匹のおじパパ<本並健治、登坂淳一、萱野稔人>が、
50代以上の現役子育てパパの本音を発信
NPO法人ファザーリング・ジャパン(所在地:東京都千代田区、代表理事:池田浩久)は、父の日を前に、
50代以上で子育てに奮闘する父親たち
=おじパパによる、おじパパのためのYouTubeチャンネル
「3匹のおじパパ」を開設することをお知らせいたします。
近年、晩婚化や不妊治療の普及などを背景に、
40代後半以降で子どもを授かる「おじパパ」が増加しています。
人生経験を積んだからこそ見える子育ての喜びや悩み、
世代間ギャップ、体力との戦いなど、
これまで十分に語られてこなかったリアルな育児体験を
発信する新たなメディアとしてスタートします。
■「おじパパ」が主役の新しい子育てメディア
チャンネルに出演するのは、
いずれも50代以降に幼い子どもの子育てに向き合う3人。
元サッカー日本代表・本並健治、
元NHKアナウンサー・登坂淳一、
ワイドショーコメンテーターでおなじみの哲学者・萱野稔人!
異なるキャリアを歩んできた3人が、
「父親」という共通点で集結。
子育てアイテムの体験レビューや話題の親子スポット訪問、
専門家との対談、子育てデータの分析などを通じて、
「おじパパならでは」の視点で育児を語ります。
■YouTubeチャンネル概要
URL:https://www.youtube.com/channel/UCMb1S04zhas0aMY65F05Nig?si=GC3ZVdHh9-zNkIxk
公開開始日:2026年6月17日
記念すべき初回公開動画のテーマは
「#0 結成“3匹のおじパパ”!急増する高齢パパの星を目指すのだ!」
「#1おじパパびっくり!子どものぐずりにも!自分の健康にも?最強はちみつとは?」
子どもの不調時に、どう対応しているのか?各家庭の夫婦の役割分担も大公開!
■協力
■プレスリリース全文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000027919.html

日本こども成育協会が監修に携わる
日本マクドナルド株式会社のハッピーセット(R)について
https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2026/0508a/
2026.05.08
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:トーマス・コウ)は、
ハッピーセット「へんしん!マクドナルドロボ」とハッピーセット「ちいかわ」、
ほんのハッピーセット「スイミー」とほんのハッピーセット「運ぶ乗りもの」を、
2026年5月15日(金)より期間限定で全国のマクドナルド(一部店舗を除く)にて販売いたします。
■へんしん!マクドナルドロボ:沢井先生監修ポイント
「変身の遊び」が自信を育てる
子どもは変身が大好きです。姿をガラリと変えるおもちゃが好きです。
小さな箱が、空飛ぶロボットや巨大な恐竜ロボットへと変身できる、という
「隠されたパワー」が魅力的なのです。
「これはタダモノではない。
この中には、すごい力が潜んでいて、強いロボットに変身できるんだ!」
という変身物語で遊ぶうちに、
「大きくて有能なものへと変身するイメージ」が、
記憶の中に取り込まれます。
おもちゃを変身させながら、
「きっと自分にも、変身する力が隠れている!」と想像する遊びが、
子どもの自己像を大きくし、自信を育てるのです。
■ちいかわ:沢井先生監修ポイント
「親しき仲にも仕事あり」の遊び
「ちいかわ」の仲間たちが、マクドナルドのマネージャーやクルーになったら、
どんな態度でお仕事をするでしょうか?
制服に身を包んだ「ちいかわ」たちのフィギュアを動かしながら、
「職場のドラマ」を想像して、3分以上お話ししてみましょう。
仲良し同士の、普段のおしゃべりとは一味違う、お仕事モード。
親しき仲にも、仕事のミッションがあり、礼節があることを、
子どもはすぐに学んで真似をします。
子どもは本来、「お仕事のルールを守る遊び」が大好きなのです。
いろいろな役割や、仕事の言葉を話題にしながら、
仲間と働く「ごっこ遊び」を楽しみましょう。

こんにちは!
理事の大塚千夏子です。
子どもの認知発達は遊び方の変化に大きく関わります。
同じ遊びでも、発達段階が進むと遊び方が変わっていきます。
その具体的な変化を
私たち協会の理事であり、
子どもの認知発達の専門家である
沢井佳子先生に解説していただきました。
水をすくってはこぼす。
砂を握っては落とす。
大人から見ると同じことの繰り返しでも、
子どもにとっては一回ごとに違う発見があります。
沢井佳子先生は、
2歳と3歳では、同じ水・砂遊びでも
「遊びの質」が変わると話します。
2歳頃の水遊びは、水そのものとの出会いが中心です。
手を入れると冷たい。
たたくとはねる。
カップに入れ、傾けると流れ出る。
容器から容器へ移そうとして、
ほとんどこぼれてしまうこともあります。
砂も同じです。
さらさら落ちる乾いた砂、
握るとまとまる湿った砂。
山を完成させることより、
触ったときにどう変わるかが面白いのです。
沢井先生のお話では、
2歳は目の前にある具体的なものと
その動きが、遊びを支えます。
水をくむバケツ、
水を落とすじょうろ、
砂を入れる容器など、
何をする道具かが見てわかり、
扱い方が単純なものが遊びを助けます。
何度も水をくんでは捨てる子を見て、
「また同じことをしている」
と思うかもしれません。
けれども
子どもは、量、重さ、速さ、手応えを
毎回確かめています。
いっぱい入れたら重い。
細い穴からは少しずつ出る。
高いところから落とすとはねる。
言葉で説明できなくても、
手と目を使って因果関係を集めているのです。
3歳頃になると、
水や砂は「何かの代わり」にもなります。
砂のケーキに葉っぱを飾る。
水をスープに見立てる。
溝を掘って川をつくり、船を流す。
バケツをお店の鍋にする。
沢井先生は、
3歳に近づくと
「頭の中にイメージがあり、足りないものを別のものでつくれる」
と説明します。
2歳では本物に近い道具が遊びの意味を支えますが、
3歳では
シンプルなカップや棒、石にも
役割を与えられるようになります。
さらに、
「ここから水を流して池につなげよう」と目的を持ち、
必要な手順を考える姿も出てきます。
一人の感覚遊びだったものが、
友達とイメージを共有する遊びへ広がっていくのです。
立派な砂のお城ができたかどうかだけでは、
発達はわかりません。
昨日は砂を握って落とすだけだった子が、
今日はカップへ入れようとしている。
いつも水をこぼしていた子が、
容器を近づけて移すようになった。
一人で遊んでいた子が、
友達の水路へ水を流した。
こうした小さな変化に、
手先の調整、空間の理解、相手への関心が表れています。
年齢の違う子が同じ場所で遊ぶときも、
同じ完成を求める必要はありません。
2歳の子は水を運び、
3歳の子はその水で川をつくるなど、
それぞれの面白さが一つの遊びの中で重なることがあります。
子ども同士がどうつながるかを見るのも、水・砂遊びの醍醐味です。
型から砂が崩れる。
じょうろの水が目的の場所まで届かない。
大人はつい手を出したくなりますが、
そこで「どうしてだろう」と試す時間が生まれます。
乾いた砂では固まらないと気づき、
水を足してみる。
水路の途中が高いと流れないと知り、掘り直す。
これは遊びの中の科学です。
もちろん、
水の深さや誤飲、衛生面などには大人の見守りが必要です。
そのうえで、結果を急がず、
子どもの実験の繰り返しを
根気強く観察したいものです。
感触と変化を丸ごと味わう2歳。
イメージと目的を加え、ひとつの世界をつくる3歳。
服や手が汚れたその向こうに、
子どもの発達の確かな足跡があります。
ーーーー
遊びと学びは同じ地平にあります。
発達の段階が進むと
遊び方の質も変わります。
遊びという実験を通して多くのことを学び
次のステップへと向かいます。
これから不定期ですが、
あそび・おもちゃと発達の関係について
沢井先生のコメントを軸にシリーズでお伝えします。
どうぞお楽しみに☆

こんにちは!
理事の大塚千夏子です。
最近は0歳児育児を支援する取り組みの場に
見学に行くことが増えました。
主に
「多職種連携=複数の専門分野の人材が関わる場」で
どのような連携が
親と子どものメリットにつながっているかを
確かめたいと思ったからです。
授乳指導、育児教室、離乳食教室などなど。
訪問した先では単一の専門性だけでなく
いくつか専門分野が複合的に携わっていました。
そして、それが
親へのきめ細やかなサポートにつながっていたので
レポートしたいと思います。
0歳児の離乳食のサポートプログラムの例
保育士Aさんは
家での遊びの様子をお母さんにヒアリングしながら
・あかちゃんの座り方
・座ったときの傾き方
・音の鳴るおもちゃを左右上下に動かして
顔の向きが変わっても体のバランスが取れているか
などをチェックをします。
ズリばい、ハイハイ、つかまり立ちの状態を観ながら
ハイハイが得意になるように
実際にあかちゃんの足や腕の角度を調整すると
あかちゃんが得意げにハイハイの姿勢から
顔をグッと上げて動きます。
遊んだ後は、離乳食のチェック。
よく遊んだのであかちゃんも食べる気満々です。
お母さんは
あかちゃんに今食べさせている離乳食を持参して
いつも使っている食具で
いつものように食べさせます。
管理栄養士のBさんはその様子を見ながら
・食べているときに椅子に寄りかかっていないか
・床に足がちゃんとついているか
・お口の動き方のチェック
・離乳食スプーンを引いたときの
スプーンにどのくらい食べものが残っているかチェック
そして、飲み込むまでの時間を観察します。
その後のアドバイスは
離乳初期、中期、後期、と言った
通り一遍の話ではなく、
その子を観察した結果のアドバイスです。
前歯が上下生えている子でも
乳児嚥下の動作が残っている子には
齧りとりを進めるよりも
「もったり感」のある硬さのある離乳食で
舌で味わう時間を増やすように勧めます。
別の子はまだ下の歯しか生えていなくても
食べものを口の中で動かしている様子が見えたので
歯茎で押しつぶせるくらいに柔らかく煮た野菜や
ふかし芋を勧めます。
育児書や離乳食の指南書にある「かたさ」は
あくまでも「目安」であり
誰にでも当てはまるものではない、
ということが分かります。
栄養素の話しはほとんどしません。
「食べる」機能の発達があってこそ
栄養バランスが整うからです。
そしてもう一つ、
離乳食用のスプーンひとつで
子どもの食べ方に大きな変化があることも。
便利なシリコン製のスプーンでは
口の周りに食べ物がべたべたとはみ出ていました。
ステンレスの薄いスプーンでは
上唇で食べ物を捉えて口の中に取り込むから
口の周りに食べ物が残っていません。
身体が安定して、
食べものをうまく口の中に食べ物を取り込めた
という成功体験は
食べる意欲につながり
その後の「食べ方の発達」にも貢献します。
こうしたことを知らないまま
離乳食をうまく食べてくれない、
食が進まない、と
悩む親がほとんどだと思います。
育児をする親にとって
育児書にあるマニュアルに沿って
育児をしていたとしても
「マニュアル」どおりに進まなくなったとたんに
自分の育児への否定につながっていきます。
その苦しさを解消する場所は
SNS上にも
生成されたAIのもっともらしい答えの中にもありません。
複数の専門分野の目からその子の「今」を観察し
親が見ているいつものわが子の状態とすり合わせながら
その子にあった働きかけを一緒に考えていく場が
生活の最寄りに「リアル」にあることは
育児も子どもの未来も明るくすることにつながります。
逆に考えれば
これからは単一の専門分野だけでは
育児中の親の信頼を得ることができない
ということでもあります。
私が見学した取り組みは
いち早く信頼獲得に動き出し、
成果を出していました。
どのように成果を出していたか知りたい方は
私まで連絡いただければ詳しくシェアします。
次回は、歯科クリニックで活躍する助産師について
レポートします。

日本こども成育協会シニアフェローの所真里子です。
子どもの安全の専門家として研究を進める傍ら
事故防止のための監修、コラム執筆を行っています。
*****
気温がグングン上がり、
暑くて寝苦しい日々がしばらく続きますね。
涼しさを求めて、
普段とは違う部屋、場所で
お子さんが眠ることがあるのではないでしょうか。
「うちの子は寝相が悪いから」
「エアコンがある部屋のベッドは大人用だから」
・・・と安全を考えて、
ベッドガードを利用されるご家庭もあるでしょう。
この7月から、
乳幼児用ベッドガードには
「子供PSCマーク」の表示が義務化されことを
ご存知でしょうか。
2023年5月に、ベッド用落下防止策(ベッドガード)とマットレスの隙間に、
0歳児が、 頭が落ち込んだ状態で発見され、死亡した事故が起きました。
2017年にも同様の死亡事故が2件起きています。
出典:「0~1歳児のベッドからの転落事故にご注意ください!」(消費者庁、2020年)
ベッドガードは赤ちゃんの安全確保のために使われていますが、
ベッドガードを利用することで、ベッドからの転落を減少させるという
科学的根拠がないという研究報告もあります。
出典:Injury Alert(傷害速報)No.70ベッドガード使用時の窒息(日本小児科学会)
例えば、18ヶ月未満児の使用を想定した
SGマーク付きのベッドガードはありません。
子供PSCマークが対象とするベッドガードも同様に
出生後18ヶ月未満の乳幼児には使用させないとしています。
それは、ベッドガードで起きている死亡等の
重篤な事故の発生を受けてのことです。
https://www.meti.go.jp/product_safety/kodomo/images/2026_kodomo_psc_chirashi.pdf
移行措置のため、
来年7月までは子供PSCマークのない
ベッドガードも販売されますが、
「安全性に問題のある製品が出回らないように、
消費者に対する製品の安全性に関する広報を実施する。」
こととなっています。
「子供PSCマーク」は
子どもの安全のために
法改正して作ったマークです。
マーク付きの製品を
積極的に選んでほしいなぁと思います。
★子供PSCマークについては、
12月25日スタート 3歳未満用玩具「子供PSCマーク」表示 | 一般社団法人 日本こども成育協会
の記事もご覧ください。
*******
日本こども成育協会では、子ども向けイベント、
ワークショップ、施設等の「安全の確認」に取り組んでいます。
ご相談等はこちらまでご連絡ください。
https://kodomoseiiku.jp/contact/
<執筆者プロフィール>
所真里子(ところ まりこ):子ども製品・保育の安全

【専門分野】
子どもの安全(製品安全、リスクマネジメント、事故予防)
日本子ども学会常任理事
製品安全対策優良企業表彰(経済産業省)審査委員
ISOガイド50(子どもの安全)JIS化委員
【略歴】
ベネッセコーポレーションに20年以上勤め、教材編集、子ども研究、知育玩具や通販
商品の事故事例分析や安全基準づくりに取り組む。在職中に日本女子大学大学院で子ど
もの事故予防を研究。
2013年保育の安全研究・教育センター設立に参加。2021年4月~2025年3月まで、消費
者庁政策調査員として、教育・保育施設、放課後児童クラブ、障害福祉施設、介護施設
等から提出される重大事故報告書(約2500件/年)の調査及び照会業務に従事。
現在は子どもの安全の専門家として、研修講師、保護者への安全講習、製品安全行政
の委員、企業へのアドバイス等を行っている。
<著書>
『イラストで学ぶ 保育者のための「ハザード」教室
~子どもの「危ない!」の見つけ方・伝え方~』(ぎょうせい)

こんにちは!
理事の大塚千夏子です。
離乳食が進み、
色々な食材へのチャレンジを重ねてい行くと
必ずぶつかるのが
「好き嫌い」
幼児食へと移行すると
好き嫌いの頻度も変化も食材の種類も
多岐にわたるようになります。
協会の独自調査でも
子どもの食の悩みランキングトップ3は
1位 好き嫌い
2位 遊び食べ
3位 偏食(甘いものしか食べないなど)
そして9割の親が
子どもの食の好みによる悩みを抱えています。
親の気持ちを考えると
つくったものを完食してほしい。
栄養の偏りが出ないように何でも食べてほしい。
このまま野菜を食べない子どもに育ったらどうしよう・・・
など、
心配は尽きません。
でも、一度立ち止まって考えてみてください。
ほんとうに好き嫌いがあることは困ることなのでしょうか?
日本こども成育協会では
その「好き嫌い」について
すこし違う角度からアプローチして
あ、そういうことなの!?
と、肩の力が抜ける「好き嫌いの理由」をお伝えしています。
6月下旬の平日のお昼に
日本こども成育協会の「こども成育講座」を修了し
こども成育インストラクター<食専科>の資格をもって
活動している伊吹砂織さんが11人の受講者に向けて
「げんき食(R)サポーター講座」Part1
-好き嫌いには理由(わけ)がある―
を、開催しました。
Part1では
・子どものわかる力の発達段階
・味覚の発達
・口腔の発達発育
の3つの視点から
子どもの食べ物の好き嫌いがなぜ起こるのか、
イラスト付きのテキストをつかって
その理由を探っていきます。
そうすると、
あ、好き嫌いできるようになったんだ!
順調に発達して、
お口の中も育っているから
好き嫌いが出るんだ!
と、保護者が理解できるようになります。
理由がわかると
自分の味付けや料理の工夫が足りないことが
原因ではないことも分かります。
私たちから
「好き嫌いができるようになったんですね!おめでとう!」
と、伝えると
多くの保護者の方はホッとした表情を見せてくれます。
とは言え、
好き嫌いおめでとう!のままでよいわけではないので
食べられるようになる働きかけもお伝えしています。
その時にパワーを発揮するのは
好き嫌いを克服するレシピではありません。
「三項関係」と「模倣をする力」
専門的な言葉ですが、
図解のテキストを見ていただくと
その仕組みは日々の生活にあることが分かります。
大好きな愛着関係のある人(主に親や保育者)が
食卓にその食べ物を出す
おいしそうに食べる
こんな味がするからおいしいね、と言葉にする
すこし食べてみる?とすすめる
無理強いではなく
食卓でのコミュニケーションから
その食べ物へ「好印象」を持つように
演出を重ねていくことで
子ども自ら「食べたい」と
手を伸ばす日を待つ。
根気のいることですが
食べられたね!おめでとう!
を言える未来は必ず来る、と
「げんき食(R)サポーター講座」ではお伝えしています。
受講後の感想は
楽しく食事することの大切さを再確認できました。
一緒に食卓を囲み自然に食べたくなる環境を作ります。
説得や叱るでは無く、一緒に食卓を囲む事が大切だと感じました。
など、
日々の食卓に前向きな気持ちになったという
言葉を寄せていただきました。
でも、栄養バランスはどうするの?
については
Part2 げんき食習慣実践編 で
え!?こんなにシンプルなことでいいんだ!
でお伝えしています。
同時に、栄養素の吸収に欠かせない
咀嚼と消化の力の育て方も学べます。
ーーーーー
Part1の講義のあとに
講師を務めた伊吹砂織さんとは
げんき食サポーター講座を
「受けてみたい!」と
多くの人に思ってもらうにはどうするか?
と、作戦会議に熱が入りました。
げんき食(R)サポーター講座開催を
希望される方は問い合わせフォームに
「げんき食」と記入してご連絡ください。

理事の大塚千夏子です。
2026年6月20日・21日、
Early Childhood Oral Academy(ECOA)のオブザーバーでもある
歯科医師・青木かなえ先生が主催する
歯科医療従事者向け勉強会が開催されました。
ゲスト講師として登壇されたのは、
私たち協会のシニアフェローであり助産師の難波直子先生。
その講演内容の一部をご紹介します。
いま、歯科業界は「小児口腔発達」に注目する人が増えています。
子どもの口腔発達を見るためには
子どもの成長・発達を学ぶことは必須ですが
育児をする親のリアルを学ぶことは後回しになりがちです。
妊娠期の親の姿勢、
乳児の授乳への知識だけでは
親の困りごとや不安に寄り添うことは難しいのです。
翻って見れば
親の困りごとや不安へのアプローチができれば
子どもへのアプローチができるということです。
今回の難波先生の講義は、
そのことを改めて確認する時間となりました。
難波先生のお話で印象的だったのは、
「現代の育児は20年前とはまったく違う環境になっている」
ということです。
晩婚化によって祖父母も高齢になり、
コロナ禍を境に里帰り出産を選択する人は減りました。
分娩施設は減少し、
入院期間も短縮され、
出産からわずか数日で母親は赤ちゃんとの生活をスタートします。
一方で、多くの親は
わが子を抱くまで「赤ちゃん」に触れた経験すらない
まま育児を始めています。
かつて地域や家族で支えていた子育ては、
いまや「親だけ」で抱え込むものへと変化してしまいました。
そして、出産は決して「終わり」ではありません。
難波先生は、出産を
「富士山を一気に登って降りてくるほどのエネルギーを使う」
と表現します。
身体は大きなダメージを受け、
ホルモンバランスは急激に変化し、
その状態で24時間休みのない育児が始まります。
それでも社会は、
「母親だからできる」
「自然に母乳は出る」
「育児は慣れるもの」
という思い込みで育児をする親を見ています。
しかし現実には、
授乳一つとっても高度な技術が必要であり、
睡眠不足や身体の痛み、
精神的な負担の中で、
多くの母親が
充分に教えてもらうことなく自力で何とかしようとしています。
そしてうまくいかないと
「自分が悪い」と自分を責めています。
「そろそろ慣れたでしょう。」
「そんなことで悩んでいるの?」
周囲のその一言が、
母親をさらに孤立させてしまうことがあります。
では、この話は歯科とどのようにつながるのでしょうか。
歯科は
「できるだけ早く赤ちゃんの口を診てあげたい」
親は
「乳歯が出てきたら検診に行く」
「歯磨きを頑張ってむし歯さえ作らなければ歯医者さんに行かなくて済む」
ここにギャップがあります。
そのギャップを埋めるひとつのヒントが
「お母さん自身」を見ることです。
産前産後と切れ目ない関係を構築することです。
赤ちゃんを話題に出す前に、
「最近眠れていますか?」
「授乳や育児で気になること、なんでもお話ししてください」
「困っていることはありませんか?」
そんな何気ない一言が、
お母さんにとって
「自分を気にかけてくれる人がいた」
と感じられる時間になるかもしれません。
歯科医院は
定期的に親子が訪れることができる
数少ない医療施設です。
だからこそ、
子どもの口腔だけではなく、
親子の暮らし全体を見守ることができます。
もし気になる様子があれば、
助産師や保健師、管理栄養士、保育士など、
必要な専門家へつなぐ。
それだけでも、親子を孤立から守る大きな力になります。
何気なく近所の歯医者さんに行っただけなのに
自分のことを気にかけてくれる…
困ったことを口にしたら、相談先を教えてくれる…
そうすれば
おかあさんはそのクリニックを信頼して
自分の口腔ケアだけでなく
子どものことも任せたい!家族みんなも!
と思うでしょう。
ーーーーーーー
Early Childhood Oral Academyについて
詳しくはこちら
https://kodomoseiiku.jp/lp/ecoa/

日本こども成育協会シニアフェローの所真里子です。
子どもの安全の専門家として研究を進める傍ら
事故防止のための監修、コラム執筆を行っています。
そろそろ夏のレジャーについて
計画を立てているご家庭もあるのではないでしょうか。
園や、子ども会などでも夏ならではの遠出を計画している方は
必ずチェックしてほしいことがあります。
川や湖、海で遊ぶ予定があるならば、
準備リストに入れてください。
「足を水につけるだけ。泳がないから大丈夫」
「浮き輪があれば大丈夫」
と思わないでください。
水の中は滑りやすく、
流れに足を取られることもあります。
浮き輪は、
大きな波や風で流されたりひっくり返ったりすることもあります。
ライフジャケットを着用していれば
溺れるリスクがぐっと下がります。
ボートやヨットに乗る時も着用します。
サイズは合っていますか?
大きすぎると、
ライフジャケットが鼻と口を覆ってしまったり脱げたりすることもあります。
また、ベルトの絞め付けが不十分だと
うまく浮かなかったり脱げたりすることもあります。
売り場で試着したり
出かける前に着用方法を確認しましょう。
「ライフジャケット」と売っていても
残念ながら浮力が十分でないものもあります。
購入前に説明書きを必ず確認してください。
例えば、
国土交通省が定めた安全基準を満たしたライフジャケットには
「桜マーク」が付いていますので、
マーク付きの製品を選ぶのもお勧めします。

「みんなの消費安全ナビ from 消費者庁」
Vol.663 水辺のレジャーではライフジャケットを正しく着用しましょう(消費者庁、20250627)より引用
ライフジャケットが用意されている
レジャー施設もあります。
レンタルを予定している場合は、
子どもサイズは扱っているか、
事前の予約は必要か、等
出かける前に問い合わせしましょう。
子どもが大好きな水遊び。
安全に楽しめるように
事前準備をお忘れなく。
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日本こども成育協会では、子ども向けイベント、ワークショップ、施設等の「安全の確認」に取り組んでいます。ご
相談等はこちらまでご連絡ください。
https://kodomoseiiku.jp/contact/
<執筆者プロフィール>
所真里子(ところ まりこ):子ども製品・保育の安全

【専門分野】
子どもの安全(製品安全、リスクマネジメント、事故予防)
日本子ども学会常任理事
製品安全対策優良企業表彰(経済産業省)審査委員
ISOガイド50(子どもの安全)JIS化委員
【略歴】
ベネッセコーポレーションに20年以上勤め、教材編集、子ども研究、知育玩具や通販
商品の事故事例分析や安全基準づくりに取り組む。在職中に日本女子大学大学院で子ど
もの事故予防を研究。
2013年保育の安全研究・教育センター設立に参加。2021年4月~2025年3月まで、消費
者庁政策調査員として、教育・保育施設、放課後児童クラブ、障害福祉施設、介護施設
等から提出される重大事故報告書(約2500件/年)の調査及び照会業務に従事。
現在は子どもの安全の専門家として、研修講師、保護者への安全講習、製品安全行政
の委員、企業へのアドバイス等を行っている。
<著書>
『イラストで学ぶ 保育者のための「ハザード」教室
~子どもの「危ない!」の見つけ方・伝え方~』(ぎょうせい)

こどもの心理発達と行動を7つの領域から観察することで、それぞろえの領域で「今できていること」と「これからできること」を見つけ、こどもの状態や個性に合わせた適切なコミュニケーションを生み出すことができます。
この講座では「こどもの今」を多角的に観察するためのアプローチをお伝えします。