野菜が共通言語になり、さらには生命への関心へー『よっちゃん先生・園の秘密を探る!』—–カゴメ株式会社 企業主導型保育所 「野菜を好きになる保育園ベジ・キッズ」編

こんにちは! 日本こども成育協会の「中の人」です。

 

先月発売となった『6歳までの子育て大全』をはじめ、

日本こども成育協会では、沢井佳子先生ご監修のもとに、様々なコンテンツの

制作および発信をおこなってきました。

 

その取り組みの一つに、『よっちゃん先生・園の秘密を探る!』シリーズがあります。

 

これは、特徴のある保育を実践されている園の秘密を探るべく

こどもの認知発達の専門家である沢井佳子先生が実際に保育園や幼稚園を訪問し

取材をおこなうという取り組みです。

 

感染症拡大の影響で訪問取材が難しい時期ではありますが

園や保護者の方のご理解、ご協力をいただいて取材を進めています。

 

今回は、カゴメ株式会社様(以降カゴメ)の企業主導型保育所

『野菜を好きになる保育園 ベジ・キッズ』(以降『ベジ・キッズ』)の事例を

ご紹介いたします。

 

『ベジ・キッズ』は、カゴメの経営企画室に所属されている

飛石希さんが社内新規事業として提案し、実現された0-2歳を対象とした保育園です。

 

カゴメならではの、「野菜を好きになる」というコンセプトに基づき

空間設計や日々のカリキュラム、献立に至るまで、多種多様な工夫が凝らされています。

 

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沢井先生が訪問取材したのは、今年の初夏。

 

まずは、午前中のカリキュラムを中心に見学をさせていただき

午後には、カゴメの飛石さんから『ベジ・キッズ』開園に至るまでの経緯や

熱い想いを伺いました。

 

カリキュラムの一つに、野菜の断面図を見せてそれが何の野菜であるかを当てる

ゲームの時間がありました。

 

トマトなど比較的身近な野菜はもちろんのこと、ゴボウなど大人が見ても

少し考えてしまうような野菜についても、子どもたちが即答している様子に

沢井先生はとても驚かれていました。

 

これは、日ごろから五感を使って野菜に触れる機会を多く作っているからであり、

施設内にはそのための多くの工夫や配慮がされています。

 

例えば、『ベジ・キッズ』の調理室はガラス張りで、寿司屋のカウンターのような

対面式の設計。

 

栄養士が調理をしている様子を子どもたちの目線で毎日、どんな時でも

見られるようになっているのです。

 

また、おやつの時間には「今日のひとくち野菜」といって、

素材の味で味わえる茹で野菜が提供されます。

 

訪問した日は、インゲン豆でした。

 

小さくカットされたインゲン豆を、上手に子どもたちが食べている様子に

沢井先生も非常に感心されていました。

 

その他にも、園庭がないスペースでも栽培ができるカゴメのトマトの

苗キットを活用して野菜栽培にも取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうした取り組みは、まずは「野菜を好きになってほしい」という想いが

発端となっています。

 

野菜が身近にあって、当たり前のように触れあう機会を持つことで、

食べられないとしても、色や形などで野菜に愛着をもち、野菜を

嫌いにならないようにするという考えです。

 

沢井先生は、子どもの心理発達の観点からそうした取り組みを高く評価され、

「野菜が大人(愛着形成者)とお子さまの共通言語になり、さらには栽培や

本物の野菜に触れていることから生命への関心へとつながっている」と

飛石さんにお話しされていました。

 

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当日の見学の様子やカゴメ 飛石さんと沢井先生の対談の様子は

以下の協会YouTubeチャンネルで公開しています。

 

ぜひご覧になってください。

 

ベジ・キッズ 見学の様子

https://youtu.be/voOC2t2ggCw

カゴメ株式会社 飛石希さん×沢井佳子先生対談
https://youtu.be/ES_JYbF8MyE

 

***園関係者の皆さまへ***

『よっちゃん先生・園の秘密を探る!』シリーズの訪問取材等、ご希望または

ご関心のある方は、日本こども成育協会事務局にご連絡ください。

info@kodomoseiiku.jp