夏の熱中症対策とむし歯予防《後編》ぶくぶくうがいを積極的に!

こんにちは。歯科衛生士・こども成育インストラクターの宗田香織です。

 

引き続き、熱中症対策とむし歯予防についてお話していきます。

 

前回、熱中症対策とむし歯予防を両立させる飲み方として

『必要な時だけ、量を決めて、うがいをこまめにする』の実践をお伝えしました。

 

夏の熱中症対策とむし歯予防《前編》むし歯になりにくい飲み方

 

むし歯予防の飲み方の中でも、特におすすめしたいのは

「うがいをこまめにする」ということです。

 

もちろん歯みがきのように、歯に付着したプラーク(菌の塊)を

取り除くことはできませんが、口の中の飲み物を洗い流すことで

細菌の活動を抑制することができます。

 

また、うがいをするというアクションを取ることで、だらだらと飲んだり

飲み過ぎを防ぐきっかけになります。

 

口の中に水分が入ることで乾いた口の中が潤いさっぱりさせることもできます。

 

そして、強くしっかりぶくぶくうがいをすることで、口を動かすことにより

唾液がたくさん出てむし歯予防効果に一役買ってくれます。

 

 

世界保健機関(WHO)では、1 日の糖分摂取量は1日の総摂取カロリーの

5%程度が望ましいと発表しています。

 

大人の場合 、25gになります。

 

むし歯予防を考えると、この量を目途に少なければ少ないほど良い

ということが言えます。

 

しかしながら、飲料に含まれる糖分をみてみるとスポーツドリンですと

500ml ペットボトル中に含まれる砂糖の量は 30g以上に上ることも

少なくありません。

 

商品によって差はありますが、砂糖入りコーヒー飲料で 20g前後、

炭酸飲料や果汁 100%ジュースですと 50g前後となります。

 

市販されているペットボトルドリンク 1 本で簡単に超えてしまいます。

 

 

お子さんの場合は年齢や体格によって 1 日の摂取量は違いがありますが

飲み物からの糖分の過剰摂取に加えて、甘い飲み物で満腹になることで

食事量が少なくなります。

 

食事で摂らなければいけない栄養素が不足してしまうと本末転倒です。

 

 

甘い飲み物に慣れてしまうと水やお茶では満足せず、なんとなく甘い物を

飲む習慣ができてしまうこともあります。

 

冒頭にお伝えしたように、熱中症対策として活用するのであれば

飲むタイミングを大人が決めたり・お子さんの年齢によっては

説明して飲むことも大切ですね。

 

 

熱中症対策としては糖分摂取だけではなく、発汗で失われるミネラルや

他の栄養素の補給も大切です。

 

毎日の食事をしっかりと取ることや夏休みでも早寝の習慣を崩さないようにして

毎日を過ごすことは熱中症以外の病気の予防にも効果的ですね。

 

 

まだまだ自由に活動できない情勢が続いていますが、

げんきに楽しい夏をお過ごしください。

 

宗田 香織

1996年 東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校を卒業後一般歯科や審美・矯正歯科などにて勤務。

2000年 Dr岡本・Dr竹内よりスウェーデン歯周病学を学び、歯周治療・メンテナンス・

インプラント予防管理を中心に歯科クリニックに勤務。

2018年10月よりこども成育インストラクター〈食専科〉アンバサダーとしても活動中。

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