子育てとは国民を一人産み、育てるという貢献事業

>>>こども成育デザインラボ通信<<<

 

先週は、今年初開催となる「こども成育デザイン・ラボミーティング」がありました。

 

新年からたくさんの方にお集まりいただき、活発な意見交換をすることができました。

 

この会は、「こどもの成育環境を真剣に考えたい」という一点を共通にして、

実に幅広い業種、業界、職種の方々にご参加いただいています。

 

特に、毎回貴重だなと思うのは、ドンピシャの子育て世代の方々がいらっしゃることです。

 

企業人の目線ではなく、家庭人の目線、母親、父親の立場から、

今、切に感じていることなども共有していただけることが数多くあります。

 

先日も、子育て中の母親の立場から、社会の様々な仕組みが子育てを応援するどころか、

いかに排除するような状態になっているか、というお話を伺いました。

 

印象的だったのは、子育てとは国民を一人産み、育てるという国家への貢献事業なのに、

その待遇があまりにも酷だという趣旨の言葉でした。

 

子育てには、我慢を強いられる場面が多いこと、それを周囲が当然と考えてしまっていることが多いと

痛感することがあります。

 

たとえば、人種や性別で入店を拒否したり、冷遇したりするような店舗は

「差別的な店」と非難されます。

 

一方で、「子ども連れはうるさいから」という理由である場合はどうでしょうか。

 

「差別的な店」というよりは、「そうした店に子どもを連れてくるほうがおかしい」という

議論が出てくることがあるのではないでしょうか。

 

「公共の場で、子どもを野放しにして平気な顔をしている親」というケースもありますが、

そういったことを考え含んだとしても、やはり「子どもがよりよく育っていくための環境デザイン」という点においては

まだまだ考える余地が多くあるのではないかと思われます。

 

子どもを敬愛し、歓迎するふるまいを社会全体が示すこと、そして自分たちが育つ環境、社会を

子どもたちが信用できるようにデザインしていく必要があると感じます。

 

「こども成育デザインラボ」の座長である沢井佳子先生からも、散見される事例を集めていくこと、

それを土台にどのような成育デザインをしていくかに知恵を出し合うこと、をご提案いただきました。

 

課題は多いものの、少なくとも子どもにとって「よりよい成育環境とは何か」を考えようとする

大人たちが存在することも確かです。

 

そうした散らばっている知恵を集結し、一つの形にしていく場となれるよう、

今年も「こども成育デザインラボ」を運営してまいりたいと思います。

 

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「こども成育デザインラボ・ラボミーティング」へのご参加は、「紹介制」となります。

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