カゴメ栽培活動×食育 実施園見学レポート 毎日観察できる環境でたべものへの興味が高まる保育園 ~ポピンズナーサリースクール世田谷中町様(東京都)~〈前編〉

一般社団法人日本こども成育協会    食専科ディレクターの隅弘子です。

保育に栽培に取り入れていらっしゃる園の皆さまに向けて、カゴメ株式会社開発のベジ・キッズ『考える力』プログラム五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット(以降ベジ・キッズプログラム)を 2022 年度に導入した園の取り組みについて紹介する連載の最終回は、東京都世田谷区の「ポピンズナーサリースクール世田谷中町」様です。

<ポピンズナーサリースクール世田谷中町>

閑静な住宅地の複合施設の中にあり、白が基調で、明るく清潔感ある保育空間。

1階は大空間になっており、かけっこしても十分なスペースが保たれており、2階が生活の場として設計されています。

<左から、一般社団法人日本こども成育協会理事大塚、栄養士齊藤さん、飯田施設長、隅>

<p style=”text-align: center;”><strong><見学先 ポピンズナーサリースクール世田谷中町様の栽培活動について></strong></p>

「ポピンズナーサリースクール世田谷中町」様は、他のポピンズの保育施設さんと併せて計 61 園で、ベジ・キッズプログラムを導入されたとのこと。

園の規模や、環境に関わらず一斉導入しやすいのがこのプログラムの特徴です。

 

飯田施設長の「袋状の鉢が軽く移動が楽でした。

保育士ひとりでも簡単に持ち運びができるので、太陽がよくあたる置き場所の調整や、室内での観察など、子どもにとっても快適な環境で、観察やお世話を行うことができました。

なんといっても子どもたちもスタッフもお世話をしている植物がすぐそばに感じられるのが利点でした」というお話しが印象的でした。

 

2階ベランダに設置したのも、そこが子どもたちにとっては生活の場であり、いつでも栽培している様子が見られるから、という理由でした。

 

そうした環境づくりをはじめ、担任や施設長が栽培の様子や毎日のお世話を見守 り、栄養士が栄養や調理にも関心をもってもらえるような働きかけを定期的に行うなど、様々な工夫をされていました。

特に、保育スタッフの方と食育担当スタッフの方が連携をとって、子どもたちの関心を引き出したり、栽培中のトマトやパプリカと触れ合ったりする取り組みは目を引かれました。

<取り組みの様子を記録と共に紹介いただきました>

 

 

次回へ続く

 

ベジ・キッズ『考える力』プログラム「五感でいのちの不思議をまなぶ野菜栽培キット」について

詳しくは下記をご覧ください。

商品サイト:

https://www.kagome.co.jp/company/kangaeru-chikara/

販売サイト:

http://patata-shop.jp/?mode=f3

 

隅弘子 一般社団法人日本こども成育協会食専科ディレクター・管理栄養士

【略歴】
mamaful(子育てが楽しめる支援をいっぱいに)を屋号に乳幼児を育てる保護者支援を中心に活動している。

都内子育て支援施設内での食事相談・離乳食教室の開催をはじめとして各種講座の講演や企画を行う。

子育て支援サイトや保育士求人サイト内でのコラム記事協力を行う。

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